査読

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ポリシー

査読付きジャーナルで論文を出版することは、一貫したゆるぎない知識のネットワークを構築する上で不可欠です。論文は、著者の研究とその研究を支援する機関のクオリティを直接反映しています。また査読された論文は、科学的方法を支持し具体化するものです。したがって、論文出版に関わる全ての立場の人が倫理的行動の基準について合意することが重要です。

以下の方針は査読者の立場からみても重要なものです。

詳細は Elsevier Policiesのページで確認ください。

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査読の歴史

ご存知でしたか?

  • 査読という手法は、古代ギリシャの時代より行われている評価方法であると言われています。ただし、20世紀の中頃になるまで、この手法は科学の分野で広く行われるには至っていませんでした。
  • シリアの医師、Ishaq bin Ali al-Rahwi(854~931)は、査読プロセスを初めて文献として残しています。この医師は、患者の家を訪問する度に患者の様態を書面に記録しておかなければならないと述べています。患者が治癒した場合、あるいは死亡した場合、それらの記録は地元の医療審議会で審査され、医師が十分な医学的処置を施したのか判断が下されました。審査により、否定的な判断が下されると、医師は患者から訴えられる場合もありました。
  • 17世紀初頭になると、科学者たちによる科学クラブ(または協会)の中で、様々な理論や発見の起源や妥当性に関して論争が起きました。そこで、科学上の発見を発表し、正当性を立証し、その結果、認定が下されるための公式なプロセスが確立されるに至りました。
  • 査読という作業は、300年以上前に科学分野のジャーナルが初めて発刊されて以来、この分野における正式な情報伝達のための手段となっています。「Philosophical Transactions of the Royal Societyという王立協会が発行する学術論文誌は、査読プロセスを正式なものとした最初のジャーナルであると考えられています。
  • アルバート・アインシュタインの「驚異の年Annus Mirabilis(驚異の年)」には査読が行われておらず、このジャーナルの編集委員長と副編集委員が目を通しただけとなっています。

今日においても、査読による妥当性の検証と科学ジャーナルを通した発表は、著者が自己の発見や成果を記録し、妥当性を認めてもらい、広め、保管するための手段であり続けています。科学の成果が適切に認定されるには、出版プロセスや論文査読と出版スピード重要な要素となります。

これまでに国際的に最も大きな規模で行われた著者および査読者を対象とする調査が、Peer Review Survey 2009です。この調査はSense About Scienceの企画のもと行われ、調査結果は、2009年9月8日に英国のサリー大学で行われたBritish Science Festivalにおいて公表されました。

査読プロセスは、出版プロセスの重要な部分を形成しています。研究者が行った研究の妥当性と正当性が検証、および確認され、その研究を有効に評価するための方法が確立されます。

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査読の種類

シングルブラインド
ダブルブラインド
公開査読
査読プロセス
査読者ガイドライン



シングルブラインド

著者に査読者が誰であるかが知らされないで行われる査読です。これは従来的な査読方法で、最も広く行われている査読でもあります。peerreview

メリット

査読者の匿名性が守られることで、査読者は著者からの影響にさらされることなく公正な判断を下すことができます。

デメリット  

同じ分野で研究活動を行う査読者が論文の公開を遅らせるために査読の提出を差し控える一方で、自らの論文を先に公開してしまう危険性があります。

査読者は、匿名であることを利用して、不必要なまでに批判的な、あるいは辛辣なコメントを記述する可能性があります。



ダブルブラインド

査読者と著者の匿名性が守られる査読方法です。

メリット

著者の匿名性が守られることで、著者の出身国や、賛否両論を巻き起こした以前の研究などに基づく偏見に左右されずに査読が行われます。名声のある高名な著者が著した論文であっても、著者の経歴に左右されずに書かれている内容本位の評価を行うことができます。

デメリット

論文の「ブラインド性」を本当に確保することができるという保証はありません。。特にニッチな分野では、査読者は、論文のスタイルやテーマ、あるいは自己引用を手掛かりにして著者を特定することができてしまいます。



公開査読

査読者と著者の身元がお互いに公開された状態で行われる査読方法です。

メリット           

悪意のあるコメントを防止し、剽窃行為をやめさせ、査読者が自身の「都合」を優先させることを防止し、正々堂々と誠意ある査読を促す目的で、この方法が最善の方法であると考える研究者もいます。

デメリット          

しかし、別の見解を持つ研究者もいます。礼儀を先行させたり、報復行為を恐れて査読者が批判的なコメントを書かなくなったり、差し控えたりすることがあるという意味で誠実さに欠ける査読方法であると考えられています。例えば、若手の査読者は、自分の将来のことを考えて高名な著者が著した論文の内容について批判的な見解を持つことに躊躇する可能性があります。自主研究においては、この方法が支持される傾向があります。



査読プロセス

Rev_process 

 

 

 

 

 

 

 

 

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