2017年3月13日 《抄訳プレスリリース》: エルゼビア、女性研究者の割合の増加と、男性研究者と同等の影響力を報告

CoverImage_ELS_GenderReport 《抄訳リリース》

2017年3月8日 米国ニューヨーク発 - 究者の中で女性が占める割合を12の国/地域、1996ー2000年と2011ー2015年の2つの期間で比較すると、最小で4パーセント、最大で11パーセントの増加率でした。
これらのどの国/地域でも、女性が出版する論文数は平均して男性の論文数よりも少ない傾向にあるものの、女性の論文の被引用数とダウンロード数は男性の論文と同等であり、研究の影響においては男女のバランスが取れていることがわかります。これらのは、科学・技術・医学関連情報の製品および
サービスを専門とする情報分析企業のエルゼビアが本日発表した、最新の世界的研究で紹介されている重要な調査結果のうちの2つの項目に該当します。

この包括的なレポート「Gender in the Global Research Landscape (世界の研究環境におけるジェンダー)」は、高品質のデータソース、分析の専門知識、および男女の名前を識別する独自の方法を用いて、20年以上にわたり12の地域、27の分野の研究業績と男女の割合を測定したものです。

「徐々にかつ不均等ではあるものの、研究への女性の参加が増加しており、確実に前進しています。これは、STEM (科学、技術、工学、数学) 分野を含む研究への女性の参加を促す努力が勢いを増していることの表れです」と、エルゼビアのストラテジックアライアンス ー グローバルアカデミックリレーションズ担当バイスプレジデントである Dr. Holly Falk-Krzesinski (ホリー・フォーク-クレズィンスキ博士) は述べています。

1996ー2000年までの調査期間において、調査対象の12か国/地域のうち、ポルトガルだけが女性研究者の人数が40%を超えていました。その後、2011ー2015年の調査期間では、9か国/地域で、研究者人口の40%以上を女性が占めていました。その9か国/地域は、オーストラリア、ブラジル、カナダ、デンマーク、EU (欧州連合)、フランス、ポルトガル、英国、米国です。女性研究者の割合が現在も40%未満である国は、チリ、メキシコ、日本です。

調査対象のすべての国/地域で見られた一般的な傾向は以下のとおりです。

国/地域別の2011-2015年の調査期間における調査結果は、以下のとおりです。

「ジェンダーギャップに関する議論の多くは、経験と推測に基づいて進められています。議論を始めるきっかけとしては問題がありませんが、知識のギャップが存在するため、効果的な介入や指針の導入への移行が困難になります。このレポートは、そうした議論に統計的知見をもたらすものです。STEM業界にとって重要なテーマに取り組む研究リーダー、助成金団体、政府、および政策立案者は、このデータを活用し、研究の基盤とすることができます」とFalk-Krzesinski博士は述べています。

このレポートは、エルゼビアのSciValScopusのデータに、ソーシャルメディア、応用固有名詞学、およびウィキペディアの名前データとを組み合わせて研究者著者の名前を分析した結果に基づいています。世界知的所有権機関 (WIPO) を含む世界中のステークホルダー組織および個人からの情報が使用されています。

このレポートは、エルゼビアが2015年に発表した画期的なレポート「Mapping Gender in the German Research Arena (ドイツの研究分野におけるジェンダーマッピング)」の追跡調査であり、エルゼビアが国連の持続可能な開発目標 - 目標5(「Sustainable Development Goal (SDG) Goal 5 ージェンダーの平等を達成し、すべての女性と女児のエンパワーメントを図る) およびグローバルリサーチカウンシルの「女性研究者の平等と地位のための原則及び行動促進に関する宣言」をサポートする目的で取り組んでいるジェンダーイニシアチブのうちの1つを反映したものです。

エルゼビアは今後、レポートの調査結果を幅広く共有し、研究におけるジェンダーの問題に関する議論を促進するため、世界各地で一連のイベントを開催します。最初のイベントは、3月31日金曜日にワシントンDCのナショナルプレスクラブで開催されます。講演者には、Dr. Rita Colwell (リタ・コルウェル博士: 全米アカデミーズ科学・工学・医学における女性委員会委員長、全米科学財団元理事長)、および Dr. Londa Schiebinger (ロンダ・シービンガー博士: スタンフォード大学欧州連合/米国 科学、健康医療、工学と環境学におけるジェンダードイノベーションプロジェクト責任者) をお招きします。また、東京で5月25日ー26日に開催される「ジェンダーサミット10」においても、エルゼビアの調査結果のレポートをご紹介します。

ワシントンDCでのイベントに参加を希望される方は、https://www.elsevier.com/promo/research-intelligence/gender-reportでご登録をお願いします。

東京にて開催されるジェンダーサミットへの参加を希望される方は、ジェンダーサミット10公式ウェブサイト http://www.gender-summit10.jp/index.htmlでご登録をお願いします。

==========

編集者の方へ

レポートのコピーを入手されたい方や調査結果についてのインタビューをご希望の方は、エルゼビア・ジャパン株式会社 広報代行APCO Worldwide合同会社 メシマキ・サカリ elsevierjapanpr@apcoworldwide.comまでご連絡ください。

一連のイベントの概要については、エルゼビアのジェンダー&サイエンスリソースセンター(英語)をご覧ください。

===========

[エルゼビアについて]

エルゼビアは、オランダ・アムステルダムに本社を置き、世界24カ国に7,000人以上の従業員を擁し、科学・医療・技術関連情報の製品およびサービスの提供を専門とする世界有数の企業です。

各分野の専門家の能力を最大限に引出すため、迅速によりよい判断や最適なケアを提供しています。人類の知的領域や進歩の限界を押し広げる画期的な世紀の大発見をサポートするなど、多岐にわたり信頼できるコンテンツや最先端のテクノロジーを配信し、イノベーションを推進しています。また、ウェブを中心にした電子ソリューション(ScienceDirectScopusElsevier Research IntelligenceClinicalKeyなど)に加え、The LancetCell などを含む2,500誌以上のジャーナルや代表的なレファレンスワーク(大型参考図書)を含めた35,000点を超える書籍を刊行しています。

エルゼビアは、さまざまな業界の専門家と企業に情報と分析サービスを提供する世界でもトップクラスの情報プロバイダーであるRELX Groupの傘下企業です。詳しくは以下のホームページをご参照ください。

http://www.elsevier.com (英語サイト) / http://www.elsevier.com/jp (日本語サイト)

#            #            #

報道からのお問い合わせ(広報窓口)

Elsevier (アジア太平洋担当)
コーポレートリレーションズ アジア太平洋地区担当 ディレクター Jason Chan (ジェイソン チャン)

Tel: +65 9177 8358 / j.chan@elsevier.com

本プレスリリースの日本国内におけるお問い合わせ:
エルゼビア・ジャパン株式会社
アカデミック・リレーションズ シニア・マネージャー  Ludivine Allagnat (ルデイービーヌ アラニヤ)
リサーチソリューションズ マーケティングマネージャー 駒村(コマムラ)
Tel: +81 3 (5561) 5034 / jp.pr@elsevier.com
APCO Worldwide合同会社 (エルゼビア・ジャパン広報代行)
メシマキ・サカリ Tel: +81-3(6457)9702  E-mail: elsevierjapanpr@apcoworldwide.com

# # #

プレスリリースEnglishプレスリリース日本語pdf

# # #