Scopus: 主な機能

Scopusは多彩な機能を備えています。

研究テーマの概観やトレンドが即座ににわかる

Scopusは、検索結果の内訳を即座にグラフ化できるので、概観の把握、トレンドを追うことがとても容易です。そのテーマを扱っているジャーナルのトレンドもみることができるので、投稿先や購読誌の選定にも役立ちます。

インパクトの数値化

Scopusは、その論文がどのくらい他の論文の参考文献に利用されたかをあらわす「被引用数」など、さまざまな項目を使って即座に並べ替えができるので、用途に応じた重要論文をすぐに探し出せます。

引用情報による情報収集と便利な補助機能

Scopusは、1996年以降の参考文献情報を搭載しています。そのため論文そのものをキーワードにして過去の研究およびそこから発展した研究をひとつの画面で見つけることができます。また、同じ参考文献を引用している文献や共著者の文献をたどることもでき、関連性が限りなく広がっていきます。

Citation overview(引用分析機能)は、特定の著者や研究テーマなど、分析対象の論文グループを自由に選択し、被引用数を年別に一覧表示する機能です。

活用例

  • 特定の研究者の研究業績を確認
  • 特定の論文群の被引用傾向に注目し、今後の研究トレンドを把握
  • 個別の研究者に着目し、共同研究や助成金拠出、論文のレビューアー等の 対象として検討
  • 自機関分析のためのScopus活用ガイド(年次変化の把握、共同研究の機関候補の選定、個別の研究者に着目し、共同研究や助成金拠出、市場占有度調査、Top 1%などの被引用数ベンチマーク調査等)

著者プロファイル

研究者やその所属機関にとって、自身や他者の研究業績を把握し、管理することが重要になってきました。Scopusの Author Identifier(著者識別機能)は、著者の名前や所属機関だけではなく、さまざまな情報を高度なアルゴリズムで解析してプロファイルを作成しています。

活用例

  • ある研究者の著作一覧、参考文献のすべてを文献管理ツールにエクスポート
  • ある研究者の被引用数を調査
  • ORCIDに連携させて論文をエクスポート

機関プロファイル

ScopusのAffiliation Identifier(機関識別機能)は、論文に記載されている様々なバリエーションの機関名の検索を容易にします。

活用例

  • 機関の傾向を分析・比較
  • 共同研究機関をチェック
  • 機関の研究者が発表した最新論文をチェック

ジャーナル比較

ジャーナル比較機能は、ジャーナルの被引用数や論文数などの傾向を可視化する機能です。増え続ける新しいジャーナルにも対応し、若手研究者の投稿先選定や図書館の蔵書選定をサポートします。

ジャーナル評価指標

  • CiteScoreは、あるジャーナルに出版された論文が平均でどれくらい引用されたかを示します。
  • SJR(SCImago Journal Rank)は、Google Page Rankに類似したアルゴリズムを用いて、引用元のジャーナルの質によって引用に重みづけをし、分野間の補正をした数値です。
  • SNIP(Source Normalized Impact per Paper)は、分野による引用のされやすさを考慮し、被引用率を補正した数値です。分野間のジャーナルの比較がしやすくなっています。

活用例

  • 若手研究者が自分の研究論文の投稿先を検討
  • 研究者が新しい研究領域のジャーナルを調査
  • 図書館員が図書館リソースを検討