The Academic Executive Brief Volume 1 Issue 2 2011

aeb_cover_1.2.jpg特集:世論  


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Sharing its story: UC San Diego brings home its global reputation for research excellence
市民の理解を得る:カリフォルニア大学サンディエゴ校、世界的に有名な研究成果を地域に還元

メアリ・アン・フォックス(MARYE ANNE FOX)、カリフォルニア大学サンディエゴ校

メアリ・アン・フォックス氏は、カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCサンディエゴ校)校長の8年間の任期を終え、2012年に退任しますが、この間、大学には幸運が続きました。受託研究が記録的に増え、2010年にはその資金が10億ドルを突破したのです。4年前には10億ドルの資金調達を成功させ、2004年からは35億ドルの設備改良に着手しています。

Drivers and benefits of research policy and information systems within the UK
英国における研究方針と情報システムの重要性と利点

スコット・ラザフォード(SCOTT RUTHERFORD)、クイーンズ大学ベルファスト校

研究情報に対するニーズが、内部、外部の両方の要因で高まっているのは不思議ではありません。英国において、情報のニーズを高めている最大の外部要因は、おそらく、国内4つの高等教育資金提供団体が英国研究者の業績を判断するための研究評価フレームワーク(Research Excellence Framework:REF)でしょう。
In the wake of 3-11, Japanese academics must further increase understanding of and interest in science and technology in Japan
東日本大震災の影響が続く中、日本の学術関係者は、国内における科学技術に対する理解と関心をさらに喚起しなければならない

松本洋一郎、東京大学

2011年3月11日、地震、津波、原発事故という3つの災害に見舞われる前から、科学技術(S&T)分野の教員は、すでに困難な状況におかれていました。日本では教授と言えば、嘗て大きな尊敬を受け、大学では学問の自由を与えられる魅力的な職業でした。しかし、このような考え方の変化や状況の変化によってその利点も少なくなり、次の世代を担う教授候補である若手研究者が減りつつあります。
Eye on Mexico: Public support for science is high, but transition to a research-based economy remains the challenge
メキシコに注目:科学に対する国民の支持率は高いが、研究を基盤とする経済への移行は依然として困難

エドムンド・A・グティエレス-D(EDMUNDO A. GUTIÉRREZ-D.)、メキシコ国立宇宙物理学光学電子工学研究所

メキシコ国家科学技術審議会(CONACyT)は、国内の研究とテクノロジーに関する国家方針を定めています。また、大学や研究所に科学技術のインフラを整備し、メキシコ企業のクオリティ、競争力、革新性を高めるとともに、技能に優れた人材の育成を促進しています。CONACyTは、学術的な科学研究、技術開発、人材育成をランク付けする認定制度も開始しました。