第13回図書館総合展 エルゼビア主催フォーラム

2011年11月9日~11日にパシフィコ横浜で開催された第13回図書館総合展で、弊社フォーラムにご参加いただいたみなさまに御礼申し上げます。


大学図書館の電子ブックの今後を考える
~エルゼビア主催「オーストラリア・アジア電子ブックセミナー(Australia-Asia eBooks Exchange Program)からの知見と考察~

概要: 近年、ジャーナルに次いで書籍の電子化を実施、検討する大学が増すのに伴い、ジャーナルと異なる使われ方、紙の書籍ではわからなかった使われ方も統計的な数字となってあらわれてきました。それらの違いが明らかになるにつれ、それらと、電子ブックの利用目的もあわせて鑑みた電子ブックの導入方法や有効活用についても様々な議論が始まっています。 エルゼビアは、去る6月30日~7月1日の2日間、電子ブックとそれを取り巻く環境への理解を深めるためのセミナーを、書籍の電子化において世界でも最先端の国の一つとされるオーストラリアで開催しました。 本フォーラムでは、そのセミナーで得られた各国からの知見を紹介し、セミナーに参加された慶應義塾大学の市古みどり氏、大阪大学の吉田弥生氏とともに、今後、日本の大学で電子ブックを普及させていくために、大学として、図書館として、出版社として何が求められ、必要とされてきているのかを考察していきます。

慶應義塾大学の電子ブック導入状況とこれから(洋書・和書の取り組み)
市古 みどり 氏 (慶應義塾大学理工学メディアセンター事務長)
発表資料(PDF)
大阪大学の電子ブック普及の取り組みとこれから(学部学生をターゲットとした取り組み)
吉田 弥生 氏(大阪大学附属図書館学術情報収集班)
発表資料(PDF)
オーストラリア・アジア電子ブックセミナーで発表された各国の状況のご紹介
鈴木 智栄子 (エルゼビア・ジャパン株式会社)
発表資料(PDF)

Article of the Future
~エルゼビアが考える新しい論文の世界~

概要: 電子ジャーナルの普及によって学術論文の配信形態の中心は冊子体からオンラインに移行してきたが、利用者が読む論文の形態としては、依然として冊子体(PDF)の人気が根強い。オンラインの学術論文を著者と読者にとって最適なフォーマットで表現する試みとして、エルゼビアは、学術論文の形態を根本から見直し、「Article of the Future」のプロトタイプを公開した。これは、2009年にCell Pressジャーナルで提案された最初の「Article of the Future」に改良を加えたもので、7つの分野のプロトタイプが発表されている。各論文は3つのフレームで表示され、中央にPDFの読みやすさを踏襲した論文本体、左側にナビゲーションのための論文アウトライン、右側にアプリケーションや分野に特有なツールが提供されている。これによって、論文の読みやすさ(readability)、発見性(discoverability)、拡張性(extensibility)のすべてを追及し、実現している。このフォーラムでは、Article of the Futureの開発背景と設計方針とともに、デモを交えてプロトタイプの各種機能を紹介する。http://www.articleofthefuture.com

Article of the Future ~エルゼビアが考える新しい論文の世界~
高橋昭治(エルゼビア・ジャパン株式会社)
発表資料(PDF)