2014年 京都大学 出版倫理セミナー

2014年1月20日(月)

出版倫理セミナー

学術ジャーナルにおける出版倫理を考える
- 研究者にとって、避けられない責務 -

京都大学 カクタス・コミュニケーションズ株式会社 エルゼビア・ジャパン株式会社 共催

 

 学術ジャーナルの出版は、著者、査読者、エディターを含め、世界中の研究者による「信頼関係」を前提に成り立っています。しかしながら、近年、二重投稿、データ改ざんなど研究論文の出版倫理を問われる事例に直面することは決して珍しいことではありません。そのような不正投稿や出版倫理違反への対応は、研究者が直面している国際的な課題となっています。

 本セミナーでは、学術出版の指針を発表している出版倫理委員会(Committee On Publication Ethics, COPE*)の前チェアである、Liz Wager氏をお招きし、COPEの指針とご経験をもとに、出版倫理の考え方や研究者の責務について講演をいただきました。

*COPEは科学的な記録の誠実性に関連した問題を検討する、査読論文ジャーナルの編集者のためのフォーラムです。編集者に対して、出版プロセス上の倫理問題の調査を報告、記録、調査することを支援しています。 

 speakers

セミナーポスター 

 

10:00-10:05 開会のご挨拶

アンデーシュ・カールソン

バイス・プレジデント

グローバル・アカデミック・リレーションズ

エルゼビア・ジャパン株式会社 

karlsson 
10:05-10:35

"Publication Ethics and Elsevier's efforts - an introduction"

講義資料(PDF)

Arnout Jacobs

Director of Publishing Services

Elsevier B.V. 

 arnout
10:35-12:00 "Publication ethics and guidelines for authors, reviewers, and editors"

Dr. Liz Wager*

Former Chair, Committee on Publication Ethics

 liz

・Liz Wager氏

オックスフォード大学で動物学の学位を取得後、学術出版社にて医学書専門の校正に従事。ヤンセン=シラグ社(Jassen-Cilag)、グラクソ=ウエル力ム社(Glaxo-Welcome)などの製薬会社にてメディカルライターとして勤務した後、2001年、サイドビュー社(Sideview社)を設立して独立。これまで投稿戦略や査読に関する著書を数冊上梓。共著には「製薬業界のための投稿慣例」、「ヨーロッパ・メディ力ル・ライター連盟ガイドライン」などがある。イギリス医師会雑誌(British Medical Journal/BMJ)及び世界医学雑誌編集者協会(World Association of Medical Editors)の倫理委員会委員。